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自分の本心と向き合うことから逃げ続けてきた

不安や怒りといった感情には、「考え出すと他のことには目を向けられなくなる」という特徴があります。
頭で考えてもどうにも解決できない、そんなときは、ノートに向かってみましょう。書いて気持ちを「外に出す」と、自分の『本当の気持ち』が見えてきます。

 こんな言葉に惹かれて、ある意味すがるような気持ちで、購入したのが、
「自分の心を知るワークブック〜自分のペースでできる18の書き込み式ワーク」という本。

これは、元自衛隊所属のカリスマカウンセラー下園壮太さんによって考案された、「セルフカウンセリングノート」で、「書く」という行為によって、自分で自分の言い分を聞いてやり、気持ちを楽にしたり、前に進む力を導き出すという目的のために作られたもの。

自分のことを人に話すのが苦手で、ましてや悩みを打ち明けたり、弱音を見せたりということができない私にとって、「書く」ということは本心を外に出すという訓練をするにはもってこいの方法だと思ったから。

でも 最初のワーク、「自分らしさを知る」を一通り書き終えてみて思ったのは、まだまだ表面的なものしか出てきていなくて、もっと自分を追い込むくらいにアウトプットしていかないと、自分の本心にはたどりつけないということ。

書いたものを見直してみると、どこかまだありきたりのものしか書かれていないし、出し切った感がない。

自分の本音を書こうと決めて始めたはずなのに、まだどこかで自分をかっこ良く見せよう、いい文章を書こうという意識で書いている。

それは、今までの私の生き方そのものと同じだということに気づいた。

とりあえず表面だけ取り繕って、「いい人」と思われるように振舞って、自分の見たくない本当の心から目を反らし続けている。

そんな自分が本当に嫌。
表面だけうわべだけ。。。そんな取り繕うような生き方を長くしすぎたおかげで、どんな人に対しても人当たりはいい自信がある。

当然、いい人と思われるけど、それしかないから人の印象に残らず、なかなか覚えてもらえないんだよね。
もっとファッションとか見た目を磨こうと思っていたけど、そんな表面的な問題じゃなくて、要するにぜんぜん個性がなくて、面白みがないから。
見た目だけ取り繕ったって中身がなければ、魅力的な人とは言えない。


誰に対しても、いつでもニコニコして、いいことしか言わない、嬉しい、楽しいだけで、怒りや不満なんてありませんって顔してずっと過ごしてきた。

だって、そうすれば、誰からも嫌われることはないと思ってきたから。
確かに、うわべだけで人と付き合っていれば、嫌われることはなかった。
でも、好かれることもなかった。

今の私にとって100%本音で付き合える人っている?
どんな自分を見せても、絶対に味方でいてくれるって思える人っている?

いない。。。

悲しいけどいない。
家族にさえも、本音で向き合えていない。

そうだよね。
自分自身とさえも100%向き合えていないのに、ましてや他人となんて向き合うことなんてできるわけがない。

全部、自分がしてきたことの結果がすべて。

50年間、目を反らし続けてきたけれど、もう逃げない。
自分の本音と向き合うことから逃げるのはもうやめる。

とことん自分で自分の言い分を聞いてやろう。
まず、そこからスタートするしかない。

とりあえず、そんな自分の情けなさを認めることができてよかった。